情報を一元化し、人と情報の流れをつなぐ。
graphの最も得意とする領域が「ポータル開発」です。
多くの情報を持つ組織や現場では、「どこに何があるのか」「誰がどこまで見られるのか」が不明瞭になりがちです。
graphは、そうした混在する情報をひとつの導線に整理し、誰もが迷わずアクセスできる仕組みを構築します。
ポータルとは?
ポータル(Portal)は、複数の情報・機能への入り口を一つにまとめたウェブシステムです。
企業、団体、学校、マンション管理組合などで用いられ、
書類・報告・会議記録・お知らせなどを統合的に管理します。
graphでは、WordPressをベースに、フォーム入力・データベース・アクセス制御・可視化を組み合わせることで、
中小規模でも現実的なコストで運用できるポータルを開発しています。
graphがつくるポータルの特徴
1. 情報の整理を中心にした設計
ポータル構築の第一歩は、システム導入ではなく「情報の棚卸し」です。
誰が・どんな情報を・どのタイミングで使うのか。
この情報設計を丁寧に行うことで、無理のない構造・使いやすい導線・長く続く仕組みが生まれます。
2. 権限と公開範囲の最適化
管理者・スタッフ・会員・一般閲覧者など、
立場ごとに適切な閲覧範囲と操作権限を設計します。
これにより、情報漏えいを防ぎつつ、「必要な人に、必要な情報だけ」届く安全な運用が可能になります。
3. データの見える化と自動整理
登録フォームとデータベースを連動させ、
送信された情報を自動で整理・一覧表示・集計できる仕組みを構築。
これにより、従来エクセル管理やメール転送で煩雑だった業務を、
ポータル内で完結できるようにします。
4. 運用のしやすさと拡張性
graphのポータルは、ノーコード/ローコードで拡張可能な構造を採用しています。
新しい入力フォームや一覧画面を追加しても、全体の構造を崩さず柔軟に対応。
運用担当者が自ら管理・更新できるよう設計されています。
主な導入実績・利用例
- マンション管理組合ポータル
理事会資料・議案書・会計情報・点検記録・掲示板・住民専用ページなどを統合管理。 - 教育機関・研修組織向けLMSポータル
講座申込・受講履歴・証明書発行・会費管理などを一元化。 - 建築・施工管理ポータル
進捗報告・図面共有・工事記録アップロード・現場別閲覧制御などを自動整理。 - 企業・団体内イントラポータル
報告・申請・承認フロー・ドキュメント共有を、部署別・階層別に可視化。
graphのポータル開発プロセス
- 現状ヒアリングと情報整理
まず、扱う情報の種類・関係者・運用フローを可視化します。 - 構造設計とUI設計
情報の関係性を定義し、最短の導線でアクセスできる構造を設計。 - データベース構築とフォーム連携
入力→整理→表示の流れをシステム的に組み上げます。 - アクセス制御とデザイン統合
ユーザーごとに権限を設定し、UIデザインと統合して完成。 - 運用テスト・調整・引き渡し
実際に使いながら微調整を行い、運用がスムーズに回る状態で納品します。
graphの強み
graphは、「デザイン」「情報構造」「運用」を三位一体で構築できる数少ない制作会社です。
見た目だけのWebサイトではなく、
データの流れ・権限の仕組み・運用の継続性までを含めて設計できるのが最大の強み。
さらに、WordPressを基盤とした構築により、
開発コストを抑えつつ、運用担当者が自ら管理・編集できる柔軟性を保ちます。
「整理された情報は、それ自体がデザインになる」
graphのポータルは、その思想から生まれています。
最後に
情報が多いほど、美しく整理したくなる。
graphのポータル開発は、“構造をデザインする仕事”です。